
プチ衝撃を受けたけど、たいして役立つことはないだろうと思われる知識を披露します。
先日、心肺蘇生法の講習を受けました。
英語でCPR。略語で本来はcardiopulmonary resuscitationです。
こういう知識や経験って知っておいて損はないです。
心肺蘇生法の勉強の中に、応急処置の勉強も含まれているのですが、その日習った部分で一番印象的だったことを話します。*同時に救急処置の講習も受けて無事受かりました!(^^)!
もしかしたら僕一人だけが衝撃を受けていたのかも!?というよりたぶんそうなんだろうけど、
テキストを読んでいたら、不思議な単語が目に飛び込んできました。
「えっ!?」と思ったその単語とは、タイトルにもあるミルク。
なんで応急処置にミルク(Milk)って単語が出るんだ? 何か違う意味の言い回しなのかなと思ったら、ホントに「牛乳」という意味の「ミルク」。
そこには事故などで歯が折れたり、抜けた時の対処法が書かれていました。
英語で、
「Place the tooth in a container with milk or the owner’s saliva. (抜けた歯は)本人の唾液、またはミルクに浸しておいてください。」」
、、、長いこと生きてて、知らなかったです。
え!?ミルクなの??
でも「なぜ水ではなくミルクなのか?」
理由は、
歯が欠けたら、状態や処置によっては、欠けた歯を再利用できるからなんですが、この時やってはいけないのは、
欠けた歯を水洗いすること。
歯には、歯の根元と歯茎で歯を支える骨とをくっつける歯根膜という組織があり、歯根膜は水洗いすると流れてしまいます。たとえ汚れていても水洗いはしてはダメで、牛乳の浸透圧が水道水に比べて低く、歯根膜を保護することができるから欠けた歯を牛乳に漬けます。
重要なのが、歯がなるべく清潔で正常な状態で残っているかどうか。
人間の体液(またはミルク)と水道水とでは、浸透圧が違うため。欠けた歯を水道水で洗ってしまうと、歯根膜がダメージを受け再利用が難しくなるのです。
、、、という豆知識。
なかなか起こることではないかもしれませんが、とても勉強になりました。
以上、料理以外にも使える牛乳の使い道の話でした。