2021 今年の振り返り from はりぃ

2021年も残り5日ということで、思い出しがてら僕が何をしたのか振り返りたいと思います。

2020年、終わりごろは、前職を辞め「2021年はガッツリ働かない」と決めた年でした。日本の時から考えると、20年ずっと休みなく飲食業界で働きつづけて

それまでに、仕事を理由にできなかったこと、集中して取り組みたかったことを2021年に始めました。

それは【健康】とか【栄養学】とかに関する分野で、これまでも、興味はありつつ片手間で勉強していましたが、ようやく集中して勉強できる環境ができました。

それに伴い「働かない」プラス「自分からは能動的に人に会わない」ということも決めました。

基本的に自分からは誰にもメールも電話も、一切連絡しないスタイルを1年間通しました。

なぜそんな、スレたことをしたのかと言うと、理由は明確で、2020年までやってきた環境から断ち切るためです。

僕の人生のほとんどは飲食なので、知り合いはほとんど飲食関連で繋がった人が多いです。

2021年に、全く違うことを勉強して集中しようとしているときに、これまで会ってきた人と顔を合わせると、懐かしかった時を思い出して、前と同じ環境に戻ってしまうのを防ぐためです。

時間ができたからと言って、たぶん、これまでの友人、知人にあったら、一気に前の環境に引き戻されそうになる気がしたので、(特に)飲食業界の人には、自分から連絡を取ることはありませんでした。

そのおかげで、今では「携帯を解約しようかな」と思うくらい、誰からもメールも電話もされなくなりました。(まぁ、ほとんど仕事でしか使っていなかったということですが)

そんな、僕の状況を察してくれてか、ほとんどの周りの友人・知人は、1年もの間、連絡してくれなかったことには、正直、感謝しています。

基本僕は誘われると、「うん、行く行く」と言ってしまうタイプなので、そのような誘いが無いことは、勉強できる環境に集中できてよかったです。

「気休めにたまには、、、」みたいな意識も無かったので、SNSとかはある特定の一部の人との連絡手段としては使いましたし、投稿記事を見ることはありましたが、基本、これもほとんど見ないようにしました。

ではここから、【2021年、僕は何をしていたのか?】順番に思い出したいと思います。

ちなみに今年の振り返ってみると、2021年前半は、まだ2020年までの過去の自分に引きずられている部分があることがわかりました。

ちなみに、毎日欠かさずしていたことがあって、それは分子栄養学の勉強です。

分子栄養学とは、僕視点で言うと、医学と栄養学を合体したものです。ようするに医者と栄養士の勉強を同時にしているような感じです。

なので、もちろん栄養の勉強もあれば、生化学や解剖学、薬学なども勉強します。(そんなめっちゃ深堀りはしないです)

どんな日でも最低2-3時間、多いときは1日18時間くらいは勉強してました。

、、、というのはベースにあり、まず2021年1月から、

1月

ちょうど介護(Aged care)の学校に行き始めたころです。なんでこの学校に行ったのかと言うと、ちょうど政府が学費をサポートしてくれる制度があったのと、人の体や、病気のことも科目に入っていたので、分子栄養学につなげられ、医療英語の勉強もできると思ったからです。

また、どちらにせよ歳とったときに、必要なことになるので、知っておいて損はないだろう。

さらに、介護系は(コロナだろうがなんだろうが)間違いなく仕事が無くなることはないと思ったからです。

あと同時期に、とある飲食店のコンサル(メニュー開発など)もしていました。

ネット上で、分子栄養学のセミナーや講座にも参加し、コミュニティにも入っています。(これは今でも続いている)

2月

Aged care学校と飲食コンサルは引き続き継続しており、それにプラスして、なぜかボイスレッスンを申し込んでいました。

これは、僕はもともと、しゃべるのがそんなに好きじゃなく、しゃべっても聞き取りづらいし、よく聞き返される。声も小さく、大声を出すこともない。なるべくなら、1日一言も話さずに過ごしたい。集団でいても、まず自分から話さないタイプです。

だから料理人になったというのもあるのですが、いいかげん、そんな自分も変えたいと思い、意を決してボイスレッスンに申し込んで、週1くらいで、発声練習などをしていました。

おかげさまで、自分なりにはちょっと成長した感じはしましたが、久しぶりに会う周りの人が、「あ、変わったね」と気づくレベルまではいっていないと思います(これからも発声練習頑張ります)。このボイスレッスンは3か月は続けました。

副作用で効果的だったのは、ボイスレッスンで覚えた長文暗記の経験から、栄養学の勉強の効率もアップしたことです。

そういえば、糖尿病じゃないけど、薬局で器具を購入し、自分の血糖値を計って遊んでいました。

指先に針を刺して血を出すので、一時期、指が傷だらけでした。

3月

飲食コンサルは終了し、ここから本格的に飲食関係とは縁が無くなっていきます(笑)

あるご縁からAchillesという目が見えないなどの障害を持つ人と一緒に歩いたり、走ったりするボランティアに継続して参加することになります。

Aged careの学校に行っていたということもあり、介護の勉強に繋がると思い、興味を持って参加しましたが、正直、このボランティアでは、人生観が変わるくらいの衝撃を受けました。

たぶん過去のプラティパスの記事にも書いたと思います。

2回目のロックダウンになるまでは、毎週ボランティアにいって、たくさんの人と接して良い刺激をうけました。

同時にAged care学校で研修も始まり、実際の介護施設に行って経験を積むのですが、これもまた、今までにない経験で人生観変わりました。

この介護施設のアクティビティの一環で、なんと僕のマジックショーの枠を作ってくれて、これもまた週1でみんなの前(20-30人くらい)でマジックを披露しました。

大昔の趣味のマジックが、初めて社会に役に立ったと実感できる瞬間でした。

その他、普通に遊びで、旅行でキャンベラに一人旅しに行きました(初めてのキャンベラ)。そしてBowral, Mittagongという場所にも行ってきました。

後半は出倉先生の誕生日会にも出席し、タイの造りなどでお祝いしました。

4月

無事、介護士の資格(オーストラリア)を取得します。

ボイスレッスンも継続しています。

New catsleまで泊りがけで行って、Spartan Raceに参加しました。

念願だった人体模型を購入。

5月

介護士のワンランク上の勉強も始めます。(これまではフィジカルにケアすることが多いが、これからの勉強はメンタルが中心、法律や薬の勉強もする)

このあたりから、今まで勉強してきた分子栄養学が、ようやく理解できてきます。

実際、5月までは、毎日何時間も勉強していても、専門用語なども多すぎて、全く意味が分かっていなかったのが、ちょっとずつわかりかけてきたころです。

6月

僕のブログ・メルマガの読者さんの一人で、薬膳教室などしている方からお声がけいただき、その方の持っているラジオで対談を数回しました。

テーマはもちろん、健康とか栄養とか、あとオーストラリアについてとか話しました。

Royal National Parkを30㎞ほど走って(トレイルラン)、無理して初めて足が痙攣して、気分が悪くなって一晩寝込みました。

7-9月

たぶんこのあたりが、再度ロックダウンがあったころですね。

Aged careの学校は休学、ボイスレッスンもいったん止まりました。

実はこの時期に、分子栄養学の勉強にガッツリ集中できて、大分理解できるようになってきたころです(って言っても全然まだまだなレベルですが基礎的な部分でってこと)

家で1日中勉強していたので、めちゃくちゃはかどりました。

たぶんこのあたりから、分子栄養学で学んだ知識をもとに、自分の体で人体実験をしだします。サプリなども、ちゃんと見極めて買いだしたのもこのころです。

栄養学あんま関係ないけど、ちょうどこのあたりにRyojiさんのナチュラルワインを買って飲んだのを覚えています。

10月

勉強は継続で、ようやくコロナのワクチンを打ちに行きます。(介護施設ではマストっていうのもあり)

ちょうど勉強の成果もあり、血液検査データも読み取れるようになってきたので、ただ、健康診断というより、自分の血液検査データを解析したいという理由で検査を受けにいきました。

ちょっと引かれるかもしれませんが、多いときは(ワクチンもかぶったのもあるけど)1週間に3回注射打つなど、透析患者なみに注射ばかりされていた時もあります。

11月

学校再開、コロナもだいぶ規制緩和されてきたころ。

今年初めに応募した、フルオブブックス文学賞入賞の通知が来て「やったー」となってたころです。

12月

なんか色々なことが落ち着いて、12月を期に新しく始めたこともあります。また、水面下で進んでいるプロジェクトがあるので、これはまた追って報告したいと思います。

後半は、人付き合いの少ない僕でも、人と会う機会が多くなりました。健康面では良くないです。わかっていますがしょうがないです。

まとめ

、、、こんな感じです。

特に書いていませんでしたが、結構走ったり、歩いていました。1週間で50㎞近くは走って(または歩き)いたと思います。

僕の2021年の1年間は、飲食を離れた分、そちら関係者さんには連絡もしなかったので、かなり無愛想だったと思います。

今まで知らなかった新しい業界の人とのコネクション。あとは、違う業界を見てきて、これまでずっといた飲食業界での自分が、いかに小さかったか(井の中の蛙大海を知らずってやつ)よくわかりました。

そして、2020年までの生活がいかに不健康な生活や食事だったのかも離れてみて初めて気づきました。(だいたい普通に頑張って仕事している人は9割方不健康です)

1年、かなり自由に生きたので、この間に勉強したことも活かしつつまた飲食系の仕事もすると思います。

もともと2020年末時点で掲げていた、【料理と分子栄養学と健康】

この分野に関しては、これからも勉強し続けていきます。

また、今後の方向性、やることに関しては、なんらかのSNSとか個別に報告・相談などしようと思っています。

たぶん来年はかなり意外な方向に行くと思いますので、新しい報告を楽しみにしていてください。

では、今年もブログ読んでいただいた方、ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。