コロナ渦の日本入国がヤバい
この短期間でアメリカ、オーストラリア、日本と3か国の入国を体験しました。
アメリカは初めての入国だったので、指紋を取られたりして、質問もちょこちょこされました。
オーストラリアは、E-チケットなるものを入国前に発行したら、一言も誰とも話さずスルーできました。
そして日本、、、
強制隔離期間が3日間、自主隔離が4日間。合計7日間隔離が必要なのですが、
最初に勘違いしていたことは、到着した日から3日間ではなく、その翌日から3日間の強制隔離です。
僕の便は朝5時に着いたので丸々一日損した気分です。つまり8日間は隔離ということになります。
そしてもうひとつ、到着してからわかったことは、強制隔離はやっぱり、政府が定めるホテルにて強制的に隔離されるとのこと。
完全に4日間はどこにも行けません。
そのわりには、飛行機の中で日本の滞在先やホテルなどを記入する欄があったので、そのままホテルに直行できるかと思いきやそうではなく、どこかのホテルに行くそうです。
ちなみに、今は羽田空港の中での待ち時間にブログ記事を書いています。
なんの待ち時間なのかよくわからない状態で待たされています。さて、この待っているまでの出来事を書きます。
日本に着いてからの流れ
シドニーから発った飛行機が羽田空港に着きました。
矢印に沿って歩いていくと、まずバーコードを読み取り、入国時の申告書みたいなことを記入し、Submitします。
すると自分のQRコードがゲットできます。
次に、申告書以外にも飛行機内で、色々書かされるのですが、その紙を持って次の関門に行きます。そして、隔離者には手首に緑の紙を常にぶら下げるように指示されます。
先に言っておくと、今現在の待合室に行くまでに10箇所くらいの関門を通過しなければなりません。
それぞれの関門には、受付の人が15人くらいいます。
朝方でまだ人が少ない時間だったのにも関わらずご苦労なことです。税金や人件費の無駄だと思いました。
第2関門から、なんだか同じようなチェックをしていきますが、
- ダブルチェックだけの関門
- アプリをインストールするだけの関門
- アプリの説明だけの関門
- 過去の滞在国をチェックするだけの関門
- 唾液検査のキットを受け取る関門
- 唾液検査をする関門
- その検査キットを受け取りチェックする関門
そんな場所が約50m~100m区間で存在し、今の待ち場所に来るまでにはすでに1時間は過ぎていました。
絶対5関門は端折れたと思います。働く人30人くらいの人件費は削れるはずです。
アプリはかなり厳しそうで、スマホで位置情報とかの機能をONにするなども、全て厳密にチェックされ、
隔離期間中毎日数回、位置情報の確認が届き、5分以内に返信しないといけない仕組みらしいです。また必要に応じて場所の背景を含めた自撮り写真や、時には電話もかかってくるそうです。
自主隔離期間は、必要最低限の外出は控えると書いてあったように思いましたが、どこに行くのもちょっと警戒が必要です。
また8日間、公共交通機関が使えません。
受付の子に「強制隔離後、ホテルまでの移動はどうするんですか?」と聞かれ「たぶん歩いていく」と言ったら、「品川とかまでは、隔離者専用のシャトルバスが出ている」と教えてくれました。
早く言えよ。誘導尋問か?、、、とまあ、こんな感じで今は待たされています。
謎の待ち時間、、、
たった今、それぞれ番号が渡されるので、番号が呼ばれるのを待っていますが、この時点でも、まだスーツケースは受け取れていません。
「え、どんだけ待つの?」
オーストラリアに帰ってくるときの入国なんて、飛行機から出て5分で外に出れたのに、、、国による違いがすごいです。
ちなみに案内板とか英語がなくて、日本語しか書かれていないものも多数あり、日本語読めないと、関門を抜けるために相当苦労すると思います。
そして、そろそろパスポート番号書き過ぎて、暗記しそうです。
すでに2時間経過しています。
、、、すると、なるほど。放送案内がありました。何で待たされていたのかと言うと唾液検査の結果待ちでした。
放送で呼ばれるのですが、3001番、3002番、3004番、3005番、3008番、、、こんな感じで呼ばれますが「数字、間隔あいてるやん!」
間隔空いているということは、その人達は陽性だったということになるのでしょうか?この待ち時間はかなり怖いです。
呼ばれなかった人はどうなるのでしょうか?日本政府に消されるのかもしれません。(ウソです)
でも実際には、ただ結果報告が届いた順番ですので結局全員呼ばれるのですが、そのとき陽性と告げられた人はどうなるんだろう、、、( ゚Д゚)
案内放送の人は、番号を日本語でしか言っておらず、途中で何人か読んだ人が来ないことに気付いたのか英語でも言うようになりました(笑)
また後日談ですが、翌日ニュースを見ると、僕の到着した日、海外からのコロナ陽性者は45人と出ていました。
さて、続きです。
番号が呼ばれ、結果は陰性。とりあえず安心です。
ついに飛行場から外に、、、
その後ようやくスーツケースを受け取り、送迎バスに乗ります。そして出発しました。
ここまでで飛行機降りて3時間経過です。
その後、どこに連れていかれるのかも何も言わされず、30分以上もバスに乗り着いた先は、品川駅近くのまあまあ良さそうなホテルでした。
バスを降りて施設の説明をしてもらいます。(これも一人一人説明していたので、まとめて全員に言えばいいのにと思ってた)
この時に食事制限やアレルギーのことを聞かれました。
朝食のサンドイッチを受け取り部屋に入ります。
隔離生活スタート!!
全然一人で寝泊まりするには問題ない部屋で外の景色も見れます。
さて、ここから隔離生活スタートです。バスタオル、シャンプー、ボディソープ、歯磨きなど、最低減のものはそろっていました。
USBつけるところは無くてコンセントプラグのみ。充電器やアイロンの貸し出しもありません。
僕は、変換コンセントを持ってきていたのですが、アメリカ用のやつだったので合わず、、、
「しまった!」と思ったときにはもう遅く、スマホもパソコンも充電がどんどん無くなっていきます。*日本についてからではもう遅い。
借りることもできないので、速攻Amazonで購入しホテルにデリバリーしてもらうことに。翌日配送なので、それまではバッテリー節約です。無事届いたのでよかったですが、かなり焦りました。
食事は弁当形式で、朝昼晩と届きます。部屋のドアの前に置かれます。
弁当は悪くは無いですが炭水化物多めです。なぜか飲み物は「お~いお茶」ばかりです。
その他には、体温計も借りて、毎日体温を測って、アプリ上で報告もしなければいけません。
部屋にあるものは、湯沸し器、ティーパック、インスタントコーヒー、水、冷蔵庫、金庫、洋服箪笥、金庫、テレビ、、、くらいです。*ランドリーサービスなし
もし、トイレットペーパーなど足りなくなったら、隔離者専用ダイアルで連絡すれば対応してくれます。
強制隔離後の流れ
隔離終了後は、もう一度Covid検査をして陰性であれば、またバスに乗って羽田空港に戻ります。14:00-17:00頃出発らしいです。
強制的に羽田に戻されます。
せっかく品川駅が近いので、そのまま現地で解放してくれると便利だったのに、、、
つまり強制隔離3日と言っても初日はカウントされず、4日目もすぐに出られるわけではないので、ほとんど5日分行動を制限されることになります。*その後4日間は自主隔離ですが、、、
なんて思いながら、只今1日目を過ごしております。すでに部屋に入って3時間後には脱走したくなりました。
まあでもこの強制隔離には色々な人が関わり、隔離中もゴミを片付けてくれたり、弁当も届けてくれたりしてありがたいです。感謝。
以上、何か質問があれば受け付けます。では。
、、、というかFB投稿して気づいたけど、ロサンゼルスじゃないから今シドニーも日曜日だったんだ。忘れてた。