脳のお手入れと寿命のおはなし

小説読んだら実用書、そしてまた小説・・・
と言う感じで、最近は毎回気分をリセットし
色々なものを読むようにしています。

最近読んだこの本は読みやすく、
認知症に関しての理解が深まり、
読んでよかったな~という1冊でした。

高齢になった我々の親世代、
そしてゆくゆくは私たちも直面するかもしれない、
本当に身近な「認知症」というもの。

認知症のタイプはなんと70もあるんだそうですよ。
その中でも最も多いケース(50%位)を占めるのが
おなじみアルツハイマー症と言われるもの。

これは、脳に異常なたんぱく質ごみが
溜まって起こるそうなのですが、
そうすると神経細胞の働きが悪くなり、認知機能が衰え、
ものわすれが多くなったり体全体で五感の認識が衰えていきます。

この神経細胞というものが悲しいことに
一度死んでしまった部分は復活しないとのこと(泣)

ただ~~~し!!!

生きている部分の細胞を活発化して
衰えちゃった分まで補うことが出来れば良いのだそうです。

人の脳の神経細胞のつなぎの役目をしているという
「シナプス」の働きを高める効果のある
「ホスファチジルコリン」というサプリの摂取で
1か月ほどで改善がみられた例が出ているとか!

認知症治療・改善にも、
これからどんどん光が見えてくるんではないか?
そういう希望をたくさん感じました。

そしてやはり大事なのは
日ごろの脳のお手入れ。

まずは「歩くこと」。
これは、ロックダウン中だし、
運動や気分転換になさっている方も多いのでは?
このまましっかり習慣にしてしまいましょう^^

その他、ヨガ、太極拳、エアロビ、
ゴルフ、テニス、水泳など
定期的に楽しめるスポーツもGOOD!
(↑これ、シドニーでは、なさってる方多いですね)

軽く体を動かすのは必要ですね。

お掃除も、掃除機を使わずに、
ほうきとちりとりを使うほうが良いとか!
これは、「気」という観点でも良いと
別の所で聞いたことがあります。
あのサッサっと掃くのが停滞した気を動かすのだそうです。

1日の終わりに日記をつけるのも良いそう。
これは何も出来事じゃなくても、
例えば食事の記録などでも良いみたいです。

そういえば、うちのじいちゃんが
毎日天気と出来事をノートにメモしてたなぁ~
「〇月〇日、晴れ、とみんご入学式」とかねww
(一行日記だな!)
あれは立派な脳のお手入れだったんだなぁ~!

じいちゃんが亡くなった後、
皆でその記録ノートを見ながら
ほっこりしたのを覚えています🎵

将棋、囲碁、歌、カラオケ、
絵、料理、ゲーム、花や土の世話もよし!

ゲームと言えば、また我が家ネタですが(笑)
かなり長寿で亡くなったうちのばあちゃんも、
延々とテトリスとぷよぷよしてたんだよな~
家族は全員「ゲームばっかりして!」と呆れてたけど、
あれは立派な脳の活性化だったんだなぁ~!
どおりで最後まで脳はしっかり元気だった記憶があります。

メディアではTVよりもラジオ。
ラジオをBGM代わりにつけておくと良いそうです。
TVは受け身になるのでラジオがよいとか。

あとは、やっぱりコミュニケーション。
人との会話ややりとりは
認知症予防にもとても大事なのだそうです。

こうして見ていくと、今すぐ意識して
習慣にできる項目がたくさんありますね。
早速取り入れていつまでも質の良い寿命を全うしましょうね!

そういえば、最近注目されるようになったこの「寿命の質」。

寿命には「平均寿命」「健康寿命」がありますが、
平均寿命は生まれて亡くなるまでの期間の平均、
健康寿命は健康に暮らしていける期間の平均。
(健康で、自分で身の回りのことや活動がちゃんとできる状態)

では、どうすれば介護や人の世話にならず、
病院にも出来るだけかからないように、
健康寿命を長く生きてゆくことができるのか?

以前ある日本のTV番組の調査で、
41万人の高齢者のデータをもとにAIが解析したところ
健康寿命を延ばすのに必要なのは、
運動よりも食事よりも・・・

「本や雑誌をよむこと」
だったのだそうです~~~!

わ~い(^^)

ということで、先ほどの脳のお手入れに、
ぜひぜひ本を読む習慣も加えて、
皆で健康に生きてゆきましょう~~~!