ホテルとチームスポーツにおける関連性

ロックダウンが延長したシドニーですが…いやもう、ホテルの状況は悲惨すぎてもう笑っちゃう。


今週のうちのホテル、ほぼ空っぽです。あまりこんなことを大っぴらにしていいのかな、と思うけど、シドニーの他のホテルもほぼ同じような状況だからね。


そんなことを気にしてたら気が滅入るだけなので、軽い話題に変更します。


ロックダウンになって予約が激減した際に、どれだけ暇になるんだろう?野球チームは作れるかな?試合ができるように2チーム作れるか?野球がダメならバスケットボールなら?いやいや、それはいくらなんでも少なすぎるだろ…それはありえない!なんていう妄想が頭の中に浮かんだわけです。

だってですね、普段ならどんなにローシーズンでも、スポーツチームよりホテル宿泊客のほうが少ない、なんていう現象はありえないわけですよ。まあもちろんB&Bとか、本当に小さな旅館のような施設は別として。

今のシドニー、それが現実になっているわけで…おそろしや。


ちなみに、どのスポーツがひとチームあたりの人数が多いのでしょう?


僕はたぶんアメフトが一番多いかな、と思いました。だってテレビを見ていても、あのスポーツはサイドラインに選手がずらずらといるし、オフェンス・ディフェンスチームがほぼ別だしなあ…、ということで調べてみたら、実はフィールドに出る選手の数は11人なんだって。

あ、そうか、実際プレーしている選手の数と、一試合に出場できる選手の数は違うんだよね。補欠というかベンチ入りというか、そういうことですね。それならアメフトは一番多そうだな、と調べてみたら、アメリカのプロチームでは46-48人だそう。たしかにこれなら多分チームスポーツの中では最多だと思う。


ふーん、アメフトは11人か…それじゃあ本家本元のフットボール(サッカー)と同じなんだ。
ということは、フィールドに出ている選手の数からいうと、ラグビーのほうが多い、ということになりますね。ラグビーも、ユニオンなら15人だし、リーグなら13人…もしかしてこれが一番多いかな?かなりハードなスポーツだから、リザーブ(交代要員)の質が勝敗を分けることも多いですね。ちなみにラグビーユニオンの場合リザーブも含めると23名。


オーストラリアでは、オーストラリアンフットボールが盛んだけど、あれも多そうだよな…と調べてみたところ、18人。お、ラグビーより多いんだ!

このスポーツは競技場は野球場くらい大きいし、その中をプレイヤーはコンスタントに走り回っているという、運動量としてはとてもハードなスポーツだと思うので、それなりの人数が必要なんだろうなあ。

野球はもちろん9人。サッカーより少ないけど、これもベンチ入りの人数はプロだとけっこう多いですよね。ピッチャーだとリリーフだセットアッパーだ敗戦処理だと必要だし、代打代走守備固め…なんて人たちもいる。出番がないまま試合終了、なんて選手もそこそこいますよね。


もう少し調べると、割合メジャーなスポーツで一番選手数が少ないスポーツはバスケで5人。でもあれはコートの面積が狭いから、5人、いや相手チームがいるから計10人が、あのコートをドタバタ走り回るとめちゃくちゃ人口密度が高いように見えません?皆さん背が高いしなあ…。

なるほど、するとチームの人数という点では…

オーストラリアンフットボールがチャンピオン!



と、話をずらしてしまったが、まあいいじゃないっすか、こんな下らん話題でもしてないと「やってらんねーよ」なので。


というわけで、どんなスポーツチームができるくらいの人が泊まっているんだろう?と恐る恐るホテルに出向いたのですが…、


野球はおろか、バスケットボールのチームさえ作れない状況だった。これはひどい…。


状況はさらに悪化し(どんな人が、どんな理由で泊まっているのだろう?と勘ぐりたくもなる)、先日のある日なんか、一部屋しか売れなかったもんなあ…。


ひとへや、ですぜ??


その日の夜勤はいわゆるワンオペというやつで、僕しかスタッフはいなかったので、テニスか卓球ならできたかな…。


いやそれにしても、どうしましょうかねえ…


でも真面目な話をすると、僕はフルタイムのリーマンだからホテルがガラガラでも、勤務日数を減らしつつ給料は一応もらえるけど、同僚のパートタイムスタッフなどはもろに収入が減るから気がかりです。彼らの多くは留学生だったり、家族もそれほど裕福でない人が多かったりなので、本当にシビアだと思う。どうしたらいいんだろう?ということを考えないとね。

なんとか家の雨戸をたて、穴ごもりでもして台風をやり過ごすような気持ちでいないとならないのかな…。