アート週間

こんにちは、勤務先のホテルが暇すぎて困っているひで蔵です。

(今現在、オーストラリアでは国際旅行はおろか、州をまたいでの旅行もほぼできない状況なので…いやはや。)

…そのせいで、勤務日数を減らされてしまいました。週5日から4日にしてくれ、という要請が。

厳密にいうとこちらの法律では、会社が強制的に社員の勤務日を(契約されている条件より)減らすのは違法です。一般的には、正社員は週38時間、パートタイマーなら…大体週10時間ほどですかね。そこら辺はとてもしっかりしている。

私は正社員なので、イヤだ!と言えないこともなかったのですが、まあ、ほんとーに静かなんでね、ホテル。売上げを見ると絶賛赤字中なので、協力するしかないっすよ、これは。もちろん収入減になります…特にホテル屋さんは、もともと安月給なので、一日仕事が減ると、ちょっとお財布には厳しい…。

でも、週4日労働って、身体にはとってもよい!文句言っててもしゃあないので、今週はあまりお金のかからない過ごし方をしていた。

ランチコンサート

しばらく音楽会は禁止されていましたが、これもぼちぼち再開されてきて、ランチタイムコンサートに行ってきました。

きっぷの値段は、室内楽1曲だけだったこともあり$19と、クラシックとしてはお値打ち。

会場に入るにはマスク着用で、拝聴中ももちろん着けているのでやや息苦しかった…。

でも、クラシックのコンサートで何がイヤかというと、ここぞ!という時にゴホゴホとせき込む人が出ることだったので、まあこれはこれでいいかなあ。

やはり、演奏者と同じ空間を共有して、音楽を聞くのはいいなあ!ということを改めて感じました。

早く大編成のオケで、マーラーとか聞きたいなあ…ぜったい泣くほど感動するだろう。

 

美術鑑賞

こちらでは無料のアートギャラリーがけっこうある。州立美術館も、常設展は無料なので、街の喧騒を離れ、美術と「対話」するのもいいものだ。

ジャパン・ファウンデーションでやってる永井博の展示が気になっていたので行ってきた。

その昔(1980年代?)に、シティ・ポップというジャンルがあって、一斉を風靡した画風。懐かしいなあ~。大瀧詠一のジャケットとか。

でも、現在でも活動をされているようで、原画が20点ほど展示されていた。

多分絵の舞台はアメリカの西海岸なんだろうけど、オーストラリアも似たような海、空の色だと思うのでああいいな、と思った。見ているだけで海に行きたくなった。

…と思ったら、ボンダイビーチを描いた作品もあった。

ついでに、近くにあるWhite Rabbit Gallery という、現代中国アートを専門に展示しているギャラリーに行ってきた。

モダンアートだし、ちょっと歴史をかじったことがある人なら分かると思うが、中国の現代史というのは文革だなんだと大変なことが沢山あったので、ダークなテーマの作品も多い。そういう作品を見ると、ちょっとショッキングではあるけれども、そういうものを見ることも必要なのかなあ、と思った。

でも、このハンドクラフトの紙、竹を使った巨大な円柱には圧倒させられた。サイズが大きいというのもあるけど、紙のひだ、光の当たり具合…といった繊細さにも注目の価値があり。

 

 

ランニング

これはアートではないけど…おまけ。

土曜日午前8時といえば、恒例のパークラン。今朝も行ってきた。

まあ本当に老若男女、様々な人が走ってるなあ~、と他のランナーを見て感心する。飛ぶように走る、陸上部です!みたいなランナーもいるし、ベビーカーを押してそれでも結構早く走ってる強者もいる。仲良く一緒に走るファミリーもいるし、どちらかというとお喋りの方に重点を置いている人もいる。

とにかく5キロを走る(歩く)のがゴールなので、とても間口が広いのが素晴らしいなあ、といつも感心する。

あと6回で通算100パークランとなるので、すごく楽しみだ。

 

…というわけで、余分の休日を有効に活用できた…かな?