2021年!

ま、やはりここは新年ネタを書かないとマズいよね。

 

皆さんの年越しはどうでしたか?

 

…私は、仕事してました。ホテルマンなので、運良く休みになった年以外はたいてい大晦日も元日も仕事してますね~。

 

世界に誇る港町シドニーでは、大晦日のカウントダウンから新年を祝う花火大会は世界から人を集める一大行事。

ホテルや、港が見えるレストランは目玉が飛び出るような値段でもぎっしり満員、街にも多くの人が繰り出してもうすごい騒ぎだ。

私が働いていたホテルも大晦日は死ぬほど忙しく、コンシェルジュデスクには「今晩どこで花火見たらいい?」という質問を投げかけるゲストの列ができて、もう最初から最後まで喋りっぱなし…。

…今年以外は。

一応新年を迎える花火は打ち上げたものの、周辺エリアは立入禁止。レストランなども人数制限などが厳しく、自粛ムードが高まったので大して人は入らなかったらしい。

ホテルも、海外からのお客さんはゼロだし、州をまたいでの旅行もとてもハードルが高くなっているので、ヒマだったなあ。

実際どうだったかというのをざっと振り返ってみると、大晦日の日はいつもどおり夜11時出勤。

午後に「今年の走り納め!」とオペラハウス周辺まで繰り出したのだが、植物園はオフリミットになっていたし、どこもかしこもフェンスだらけ。例年なら、このフェンスは人が入りすぎないためのものなのだが、今年は人を全く入れないためのフェンスで、利用目的がちょっと違う。どんより曇った天気もあり、なんか意気が揚がらないね…。

夜になって出勤。自宅からは徒歩通勤なのだが、全然人がいない!

あちこちのアパートではホームパーティーをやっているようで音楽が聞こえるけど、それ以外は通りは森閑としていて、いつもの深夜と変わりなし。

去年までだと大通りは車両通行止めとなり、街全体が歩行者天国のようになってお祭り気分だったんだけど…。

交通整理、警備の警察官もすご~く手持ち無沙汰そうだった。

ともあれ、仕事は仕事なので引き継ぎをして始業!

花火はコンピューターのモニターから鑑賞しました。やっぱりキレイだよね。

泊まっているお客さんも、例年なら夜を通してパーティーモード、だったけど、今年はそんな気分でもないようで、とてもお静かでした…まあ、そっちのほうが仕事は楽だけど。

やれやれ、という一年でしたね~。

今年もしばらくはこういう状況が続くと思うけれども、ここで腐っていては仕方がない。ピンチはチャンス!という気持ちは忘れず、でも基本的にはリラックスしてやっていこうと思ったわけであります…。

皆さんにも何かしらの幸せが訪れる年になりますように!