カウラと日本:逆風をはね返す

おはようございます、ひで蔵です。

 

前回、ちょっと重いテーマを取り上げましたが、カウラと日本の関係がそれで終わらなかったのは本当によかったと思います。

戦後、日豪の心ある人たちのおかげで、カウラと日本の交流が深まっていきますが、その最大の結晶がこの町にある日本庭園です。なんでも南半球最大の日本庭園だそうな。

そして、今回は春に訪れたので…春といえば、桜!!

今回はこれを見たいがために日程を吟味し、事前に「桜、咲きそうですか?」なんて難問をメールしたりして準備万端、で行ったわけです。

でも、自然のことだからちょっとした天気の変化に左右されますよね。特に桜の命は短いですから。

ちょくちょくSNSなどを見ている限りでは咲いているようなのでホッとして日本庭園に向かったのですが…

これっすよ!

いやあ、予想してたより何倍も美しかった!

 

でさあ、桜って、あの花びらがひらりひらりと散るのがまたいいんですよね~。

まさに桜吹雪。

そして、この日本庭園は、ホント素晴らしいんだわ。

本格的な回遊式の庭園で、私の地元にある横浜三渓園ほど大きくはないけど、ちょっとした築山もあるし、滝、池もあるので、ブラブラと歩くにはちょうどいい広さ。

日本の花や木も植えられているけど、そこにもともとあった自然石やユーカリの木などもうまく配合されていて、日豪の自然が調和をみせている。

こんな風に高い場所から見下ろすと、純正な日本庭園の向こうにはオーストラリアのだだっ広い風景が広がっていて、素晴らしい借景だなあ、と。

もしこんな庭園が日本や、オーストラリアでも都心部にあったらもっと混んでいると思うけど、こんな田舎の町にあるものだから、人が少ないのもありがたい。

こういう場所にいると、時間がゆっくり流れ、それに身を任せるのが気持ちいい。

カウラ日本庭園には以前にも来たことがあったけど、この桜の時期は…もう呆然とする美しさです。

絶対に見に行かないと損です。

下にインスタのリンクも貼っておきますので、もう少し写真を見たい方はどうぞ!