海外に出ると知らないことがたくさんあることに気付く。
みかんもその一つ。
僕はシドニーに住みはじめて10年以上になるんだけど、それまでは海外に住んだこともなく、行ったことがあるのは中国の北京くらい。
なぜ北京に行ったのかと言うと、いつか英語圏の国に行こうと決めていたので、国外に行く飛行機の乗り方を学んでおこうと思ったのが一つ。(海外旅行をしたことがなかったので)
もう一つは、中国語(北京語)を勉強していたので、その語学の練習のためと言うのが2つ目だった。
あとは、万里の長城や夜市と呼ばれるマーケットも楽しみでもあったけど、それはついで。
いきなりタイトルから全く関係ない話をしているが、話が脱線したついでにもっと脱線してみます。
★なぜ中国語を習っていたのか?
理由は、最初は英語を勉強していたんだけど、
「英語だけではなく、中国語も話せるようになると、もっとたくさんの人と話せるようになるよな、、、これから必要になってくるかもしれないし」
という理由で中国語も同時に勉強したのです。
そうしたら、英語より中国語の方が面白くなってきて、中国語ばかり勉強するようになってしまったのです。
*ちなみに僕の勉強したのは北京語と呼ばれるもので、これが英語ではマンダリンと言われ中華系の言葉で一番話される言葉です。
という経緯があり、北京に旅行に行ったのですが、 結果を言うと僕の中国語はまったく使えず、話しても通じないし聞き取ることもできない。
かなり打ちのめされて帰国したのを覚えています。
で、オーストラリアに来た時は、英語より中国語の方が断然しゃべることができたのですが、
さて、、、
★“ミカンせいじん”との思ひ出
ここにきて本題の、シドニーで出会った“みかん”の話をしようと思うのだけれど、
実は、英語で“みかん”のことを“マンダリン”と呼んでいることを知ったのは、なんとシドニーに住み始めて1年以上経ったあとだった。(おそっ)
というより、みかんは英語でOrangeだとずっと思っていたが、よくよく調べると全然違うらしいことがわかった。
だから、シドニーで売られているオレンジをミカンと思っていたので、オレンジを買ったときに、
「なんて食べにくいんだ、みかんちゃうやん」
と思いながら食べていた。(この時点で結構料理人としてのレベルが低い僕(笑))
オレンジのことを簡単に説明しますと、稚拙な表現で悪いですが、
「グレープフルーツみたいに皮が厚いみかん」といったもの。
ポンカンみたいなイメージかな?ちょっと違うけど、、、。
そして、みかんをマンダリンと呼ぶだけでなく、中国語を“マンダリン”と呼ぶのも同時期くらいに知った。(習っていたのに知らなかったんかい!)
ということで、中国語を勉強していただけにマンダリンという言葉に親近感を抱くも、どうしても“中国語”と“みかん”の関連性がわからない。
「なんで同じ“マンダリン”って単語なの?」
おそらくこの記事を読んでいるあなたも、そんな疑問を感じつつも調べるほどの興味をそそらないので、
今までロクに調べもせずに今日まで放っておいたタイプだと思う。
そして、ここまでこのブログ記事を読み進めたあなたは、なぜこんな起承転結もない面白くもない話を読んでいるのかと言うと、おそらく、
・ただの暇人か、僕のファンか(それはない)
・ただ単に“ミカンせいじん”という単語が気になって
・「“ミカンせいじん”はいつ出てくるのだろう?」と思って読んでいるか
この3つのどれかだと思う。
*それ以外の理由なのであれば教えてください。
そして安心してほしい。
あなたが待っている“ミカンせいじん”はこれから読み進めても一言も出てこない。
ただ、興味を引かせるために、タイトルを“ミカンせいじん”にしただけですので。(すみません)
ここで「あー騙された!この野郎!!」と激怒してももう遅くて、もうここまで読み進めてきたあなたは、
この“みかん”と“マンダリン”の関連性を知らずにブログを読み終わることはできない心理になっていると思います。
*マジでお怒りの方は記事の最後のコメント欄で好きに罵倒してください。
ということで、中国語(マンダリン)とみかん(マンダリン)がなぜ同じ言葉なのかを調べたので読み進めてください。
、、、
あ、
でも一つ断っておきますが、後悔すると思います。
もっと怒り狂うかもしれません。「私の時間を返せ!」と叫びたい衝動に駆られることでしょう。
なぜなら、結果を知って僕もそう思ったから。
でも腹立つことに、読み進まずにはいられない。
ですよね?
では話を戻して、
みかん(マンダリン)は、どんな種類かとか、どんな木でどんな色の花が咲くかとかは(僕が)興味がないので飛ばします。
簡単に結論だけ言います。
<答え>
マンダリンは中国清張の役人のことで、みかんが彼らの制服と同じ色をしていたからマンダリンと呼ぶようになった。
、、、という説らしいです。
、、、
どうでしたか?めちゃくちゃビミョーな答えでしたよね?
久しぶりに、
「しょうもな!」
「時間の無駄だった」
「調べるんじゃなかった」
と思うようなトリビア(にもならない)だったけれど、唯一の救いは、こんなしょうもないことでもブログの記事にできたこと。
この話を、どうやって面白く持っていくのかは話し手の技術だと思うけど、僕にはまだそんなスキルはないのでゆるしてください。
ついでにもう一つ謝ることがあって、この記事のタイトルは、『“ミカンせいじん”との思ひ出』の話だけど
蓋を開けたら、ほとんどシドニーと関係なかった話(というより中国の話)だったので、それに関しての悪口はコメント欄に書かないでください。
第3回目の記事で、いきなりブログの趣旨から若干ずれてしまったことに、
メンバーに突っ込まれないかとビクビクしながらも(でもあまり後悔はしていない)
これを気にせずブログに載せた僕の勇気を買ってくれたあなたには、次の記事の内容にも絶対に期待しないでほしいと思って今書いております。
でも次回はもう少し注意します。
それではまた来週。
あはは!本当だ!シドニーと関係ない!
と一瞬思ったけどそうでもない。
シドニーではこの「マンダリン」というワードをよく耳にするよね。
だって、中国人が多いシドニーで、北京語とマンダリン、どっちを話すの?という質問は何度もしたことがあるし、スーパーに行けば必ずマンダリン(みかん)を目にするもの…。