今日は、本来ならもう一つのブログの方に書くような内容のことをこちらに書いてみます。
なぜブログ(Sydney Platypusじゃないもう一つのブログ)を書いているのか?
それには明確な理由があります。それは、
「一人でも多くの人が、自分自身で勉強して健康になること」
「調理に携わる人が、ただ“おいしい料理”だけでなく、食べる人の健康や人生そのものまで考えられるようになってほしい」
という願いを込めて発信しています。
問題解決のためにやることとは?
ところで、今まで会ってきた人で、
- いつもイライラしている人
- 人の目をみておびえながら生きている人
- なにやってもうまくいかない人
- 同じミスを何度もして怒られる人
- イヤミ・性格悪い人
- 怠慢・仕事をさぼる人
- ネガティブな人
少なからずいますよね。僕も昔は、上記のいくつかに当てはまっていました。
そして解決策として、2つの選択をしていました。
解決策1
一つ目は「自分のせい・責任にする」
「自分が悪い、自分の責任だ」と思って、なんとか自分自身を無理にでも変えて環境に適応する。
例えば、いつも怒ってくる上司がいたら、それは「自分が仕事ができなくて、迷惑かけているんだ」と思い、
誰よりも早く仕事をして準備をし、誰よりも遅く仕事をして人一倍頑張る。などです。
よく偉人の言葉にありがちな、会社のトップに必要なマインドとして本やセミナーなどでもよく言われている
「すべての出来事は自分の責任だと思う」
それを守って、実行していました。
有名なあのガンジーの奥さんは、
「私には子供が数人いるけど、彼(ガンジー)には世界中に何億人も子供がいる」と言っています。
「世界で起きる出来事は、自分の責任だ」と思って行動する。
そうすれば、人のせいにすることなく、責任を持って行動できるようになるため、小さなことで気にしなくなる。
という意味でも使われますが、結構精神力強くないといけないし、自分に負荷を与えるため副腎疲労になります。(たぶん)
経営者育成セミナーでも
「遠くにいる道端で転んだ子供を見て、そのころんだ理由が自分の責任にある」と思えるくらい、周りのことも考えられる大きな器になれ。
みたいなことを聞いたこともあります。
とても素晴らしいと思います。僕は今でも時々、そのように考えるように心がけています。
解決策2A
「周りの環境を変える」
選択として色々ありますが、これもベースは自分の考え方を変えることから始まります。
「いつもイライラしている上司」を例にとると、
周りのスタッフ達としっかり話し合い、コミュニケーションをとって少しずつポジティブ環境を広めていき、
ゆくゆくは、その「イライラ上司」もそのポジティブ環境に飲まれて、イライラしなくなっていく。
、、、という結構根気のかかるものです。
これは、時間も熱量もかかりますが、やっただけの価値はあります。
でも、それをやりきるためには、自分がある程度のリーダー格のポジションだったり、影響力や協力者がいないとできないです。
あと結構な年配の方には、通用しないこともあります。
解決策2B
なので、考えられる2つ目の解決策の「環境を変える」プランBとして挙げられるのが、
『自分自身が環境から逃げる、飛び出す』こと。
つまり、会社で言うと「辞める(退職)」です。
これは、一つ目の解決策「自分のせいにする」、もしくは二つ目の解決策の「周りの環境を変える」よりも、はるかで効率的で、結果的にはラクな選択だと思います。
僕は、そのすべての選択をしたことがあるので実体験として感じます。
でも、それでも根本的な解決策にはなりません。どの選択でも同じことが言えます。
実は本当に大事なことは見過ごされがち
そこで、「僕は”何が”言いたいのか」という最初の話に戻りますが、
始めにお伝えした、色々なタイプの怒りっぽい人やネガティブな人の特徴には、
『たった一つの共通点』があることがわかります。
例外として、先天的な環境の原因(トラウマなど)を持っている人や、大きな病気や事故をしている人、
この人は当てはまらない場合もあります。
しかし、それ以外であれば、確実に言えることは「栄養不足」「食事が悪い」シンプルにたったこれだけです。
想像して見てください。その人は、日ごろからコーヒーばかり飲んでいたり、お菓子や甘いものばかり食べている。
仕事終わりには、バーで飲んで、ジャンクフードを食べている。家でもそこまで食事に気にしていなさそうなのが思い浮かびます。
これは、僕が健康体になって、栄養について勉強し始めたからこそ気付いたことでもあります。
だから【栄養学・医学】の分野は、僕の20年以上ある飲食業の知識とスキルをいったん置いてまで、勉強する価値があると思っています。
ちなみに、20代はまだいい(そこまで気にしなくていい)と思います。
欲望にまみれ、がむしゃらに突っ走り、人を傷つけてしまい、自分も傷つき、失敗を多く経験して多くのことを学ぶ、
これが個人的に思う、「20代でやっておくべきこと」です。(完全男目線です。さらに子供を作らない前提です)
でも本当は、結構早い段階で「食事と体の大切さ」に気付いてほしいです。
特に料理に携わる人にとって、この分野を学ぶことは大きな価値があると思います。
A Whole New World=全く新しい世界
僕は半年がっつり勉強しているつもりでしたが、栄養(というより生化学)が全然理解できず、食事にどのようにつなげていいのか、具体的に思い浮かびませんでした。
でも少しずつ学んでいくうちに、世の中の出来事や、今までの料理とリンクしてくることが出てきて、やっと「楽しい」「もっと深く知りたい」と思えるようになりました。
例えば、こんなこともそうです。
【アドレナリンとネフリン 神経伝達物質と腎臓の関係】https://wp.me/s50ahn-epipen
そして勉強には切っても切り離せない、長年の不得意分野であった「暗記」も最近になって克服できるようになりました。
これまで私自身、いかに勉強という勉強をしていなかったのがよくわかりました。
この1週間で完全に暗記したものとして、
- 元素記号1~36まで
- アミノ酸20種類の名前と特徴
- 糖質の種類
マニアックなところだと
- クエン酸回路(エネルギー回路)の名称やそれぞれに必要な栄養素
これは栄養とか関係ないけど、
- 外郎売り(長文の早口言葉)全文 ←これが一番難易度が高かった
などがあります。全て英語・日本語両方で覚えます。(できるひとから見れば大したことないと思いますが、、、)
自分でも、正直信じられないですが、勉強って頭の良さではなく、「やり方」なんだといまさらになってわかった気がします。
「え、そんなことして、何に繋がるの?」と思うかもしれませんが、もうしばらくお待ちいただければ、たぶん、ものすごく面白い世界(A Whole New World=誰も見たことのない世界)をお見せできる日が来ます。(もうしばらくって数年後だと思うけど)