シドニー鉄道ライフその②

こんにちは、今朝夜勤明けで外に出たら、「さっぶ~!!」となって思わず感染対策というより防寒対策でマスクをしてしまったひで蔵です。

 

毎週土曜日が投稿予定日でしたが、いまいち気が乗らず、今日もばっくれてしまおうかと思ったのですが、温かいもの(インスタントラーメンだけど)を食べて気持ちがシャンとして来たので、書きます。

 

でも、ネタがないので前回のとみんごさんの投稿を引き継いで、シドニーの鉄道ネタ。

 

というのも、私も鉄男でして…なんてったって、大学生のときは新幹線の車販のバイトにハマってましたから。

なので、日本からシドニーに来た時も、こちらの電車ってどうなんだろう?と気になりました。

 

…いやあ、カルチャーギャップを感じましたわ。

今では「まあ、こんなもんだよな~、オーストラリアなんだし…」とあまり動じなくなったけど、日本の鉄道と比べるといやまあ…。

というわけで、今回はそれを徒然なるままに列挙してみましょうかね…。

電車のサイズ

シドニーの電車って、基本オール2階建てなんですよね。とにかくでかい。もともとそれほど混み合うことの少ないシドニーの電車だけど、空いている時に乗ると、なんか無駄なスペースが多いなあ…と感じる。大抵の席はステップを上下しないとたどり着けないのが面倒ということもある。

ただ、このサイズの電車に慣れたあとに日本の電車に乗ると、自分の背が急に伸びたような錯覚を感じます。

 

 

木のエスカレーター

以前、ロンドンの地下鉄のエスカレーターは木のステップだ、というのを本で読んだが、シドニーもそうでした。これを最初に見て、乗ったときはちょっと感動したなあ…割合レトロなものが好きなので。鉄のステップと比べると、やはり足に柔らかいんですよね。闊歩してもあまりガツガツという足音もしないし、あの踏みごごちは経験者でないと分からんだろうなあ…。

そんなレトロエスカレーター、今はさすがに全部撤去されたけど、たぶん10年前までは確実に稼働していたと思う。今では、写真のようにアートとなってWynyard駅で、現役エスカレーターを睨みつけています。

…こんなことを書き始めるのは年寄りになってきた証拠なのかな~。

トラックワーク

…いや、これには参るわ。

鉄道だから、メインテナンスをしなくちゃいけないのは分かるけどさ…当地では、わりあい頻繁に、週末まるまる電車を止めて保線などをするんですわ。

なので、週末に電車でどこかへ…なんていそいそと駅に行って、トラックワーク!という黄色の看板を見ると、

オーマイガーッ!!

ってなる。

もちろん代替バスは走ってるけど、電車よりは遅いし、時間は読めないし…と全く不便。唯一の慰めは、これは料金を払わなくていい=タダ乗りできてしまう、ということくらいかなあ。

特に僕の場合土日も働くホテルマンなので困る。いや、こっちは徒歩通勤だからいいんだけど、次のシフトに来るはずのスタッフが、

「あ~、トラックワークっての知らんかったから、ちょっと遅れるね~」なんていうメッセージを送ってくると、「おい!ちゃんと前もって調べとけよ~!」とプチぎれます。

そもそも、週末働く保線員の給料もあるし、代替バスは外部の会社だからそこにもお金を払わないといけないし、営業収支的にはマズいだろ?と思うけど、どうなんでしょうねえ…。

まあ、そのおかげかどうかは知らんが、目立って大きな事故というのはずっとないので、いいってことにしておきましょう。

 

あれ?一番の違いは…?

…と感じている読者もいるでしょう。

そう、日本と外国の鉄道を比べる時に必ず出てくるのが、

「日本は電車が正確!それに比べ…」

ってやつ。

いやもう、わたしはそんなのはもう超越してしまいました。

ま、5分以内にまとまればいいじゃん、みたいな。もうね、別にしゃかりきに目的地に正確に着いてどうすんだ、みたいな心境に至りました。

 

どうも豪州病が感染ったようで…。では今回はこのへんで!