ワインって難しいですか?

こんにちは!

毎週欠かさずアップすると言っていきなり2回目をさぼりましたRyojiです。

ここからは欠かさずアップしていきたいと思います。

前回のブログに自己紹介として書いたように僕はワインの事を仕事にしています。

ワインの話が出るとよくワインって難しいとか、よくわからないとかそう言う人が多いと思いますが、実際確かにそうですよね?

ここ何年かの間、毎年余裕で1000種類以上はテイスティングしてきましたが、それでもわからない事は沢山です。(ソムリエ試験などの基本的な勉強も大事かもですが、やはり味や香りを身体で覚えないと意味がないので、テイスティングはとても大事と言うのが僕の持論です。百聞は一見に如かずですね。)

なので勉強しだすとキリがないのではっきり言って大変です。さらに一般の方は僕みたいに仕事の傍に給料もらいながらワインを無料で試せるのとは違い、味を知るためのワインを実費で賄わないといけないわけですからとてもとても大変な事です。

それでも僕としてはワインを仕事にしているわけですから、皆さんにワインを楽しむ為に気にしてもらいたい事を何回かに分けて書いていきたいと思います。

まずは葡萄の種類を気にしてみよう!

やはり葡萄の種類は大事です。この種類だからこの味と決めつけてしまうのは、この先覚えていく時に例外がものすごくたくさん出てくるのでよくないですが、ある程度基本的な特徴は知っていた方がいいでしょう。

まずは飲んでいるワインがなんという品種なのかを確認してその都度、味や香りを気にしてみましょう。

特に一般的に売られてるワインでしたら一貫した特徴がわかるはずです。

赤でも白でも好きなものからでいいので、葡萄の名前を確認して覚えていく事でまずは一歩前進できます。

©︎Wine Folly

次に産地を気にしてみよう!

葡萄の次は産地です。

僕はオーストラリアで生活していて取り扱うワインもほぼオーストラリアのものが多いので、オーストラリアの産地を例にお話していきます。

日本で生活されている方はまずフランスの代表的な産地、またはよく買うワインの産地を覚えていくといいと思います。

先ほどまずは品種と言いましたが、できたらどこの産地のどの品種かというのをセットに意識してもらうのが理想です。

例えばオーストラリアで1番重要な品種と言われるShirazのワインを買ったとします。その時に合わせてどの産地か確認して、もし購入したのがBarossa ValleyならBarossa ValleyのShirazはこんな感じか?と確認します。ただ、同じ産地で同じ品種でも全てが同じではないのでそこは注意が必要です。

その後同じ品種の別産地、同じ産地の別品種と言うふうに幅を広げていくとだんだん違いが見えてくると思います。

©︎Wine Folly

ワインを購入するポイントが1つ完成!

このように産地と品種の組み合わせ楽しむと1つの購入ポイントができます。

「この間は、あそこのあの品種が美味しかったからまた買おう」

逆に「今度は違う組み合わせを試そう」と言う感じにするだけで購入時にみるポイントができますよね?

そこに価格の違いビンテージの違いなども加えるとさらに広がっていきます。

これだけでボトルショップで何を見ていいかわからないというワインへのとっつき難さが減るのではないでしょうか。

ワインを覚えると言う事は結構長い道のり。

このように実はというか予想通りワインって結構大変です。自分で最低限の必要な事と思いながら書いていて中々気の長くなる作業だな?思ってしまいました(笑)

とは言えやはり名前や産地を意識しながら飲むのはとても重要ですし、これをしないと知識もつかないと思います。ワインの勉強って半分は地理みたいな物ですし、好きじゃない方もいるかもしれませんね。

またワインはやはり楽しく飲むべき物なので美味しいワインを楽しむ事が第一です。まずは楽しく飲んで、そのワインの情報を少しだけ確認する事から始めてみてください。それだけで味の感じ方も変わってくるはずです。

来週も引き続きワインの話をしてみたいと思います。

では!