恐るべき事実、日本の未来

12月24日。

今日はクリスマスイヴ!

そして私のバースデーでもある。

そんな日に私が何をしているかというと…

時刻は10:10。

東京の江東運転免許試験場で免許の交付を待っている…。

6:10起床で、到着したのは8:00。

年末で激混みだから早く来るようにと勧められていたので、8:30の窓口開始に合わせて30分前には試験場に着いて待っていた。

実は21日にもここに来たのだけれど、誕生日前と後とで有効期間が1年違うと分かったので、その日の申請を取りやめ、誕生日を待って出直したという経緯。

そんなのさ〜、数日ぐらい大目に見てよ!

そう思わない?

更新の時にはきっちり3年出るらしいんだけど、初回は誕生日までを1年とカウントするんだと。

なんか、こういう訳の分からん、非合理的なのに変えようとしないスタイルって日本にはよくあることだな。

で、申請の手順はというと

1 必要書類を窓口で提出、審査。

2 支払い窓口で長蛇の列に並び支払い。未だに現金オンリー。

3 また並んで視力検査

4 1の窓口に再度戻る。が、何をしているのか分からない。多分、支払いと視力検査が終わったかどうかのチェック。また待たされる。

5 写真撮影?!! 申請書類にも写真を要求されたのに… その写真は使わないんだって!800円払ってわざわざ撮ったのに。

6 免許交付待ち 30〜40分

7 2024年1月までの免許を取得。

という訳で、一番乗りで申請しても、交付まで2時間!

細かく分けられた窓口、プロセス、申請書類(シドニーに長期滞在していたことの証明に タックスリターンの申請書類をプリントして提出。7-9ページの書類5年分=40ページ)。2度にわたる写真撮影。

無駄が多いように感じるな。

「期間が1年変わるなら、24日を待って、朝イチで行って、ササっと終わらせて来ればいいか。」

なーんて気軽に考えていた。

シドニーの場合、同じ窓口で視力検査、写真撮影、「はい、どうぞ!」とすぐできちゃうもんね。

まさかまた写真を撮るとは思っていなかったから髪の毛ぐちゃぐちゃ。一応電車に乗るからと思い化粧をしていたので助かった。

なぜこんなにも複雑?

…要するに、人口が多いんだ!

そんなの分かってるだろ、と思うでしょう。

でも今回言及したいのはそこじゃない。

実は先日、姪っ子にクリスマスプレゼントとして買った本がめちゃくちゃ面白くて、読み始めたら止まらなくなった!

それが

「人類の未来年表」(ニュートン)

絶対めちゃくちゃ面白いので、ぜひ読んで欲しい。

キーワードとなるのは

1 環境収容力

2 人口ボーナス

3 人口オーナス

環境収容力のため、人口増加には限界がある。

人口ボーナスで人口急増。しかし、どんな社会もそれは一度しか起きない。

そして、その後人口オーナスへと転じて人口減少。

日本はすでにこれを迎えた。

第三次ベビーブームが起きなかったことにより、日本は世界でも稀な超高齢化社会に変化。つまり他に例がない局面を迎えている。

今、政府は女性の出産を促しているけれど、

日本の人口が増加することはないってこと!

日本の未来はどうなるかって?

世界に例がないから、日本人が試行錯誤でなんとかするしかないってことだね。

とはいえ、バランスを取るのがこの世の真理。

まあ、なんとかするのでしょう。

他にも色々興味深いことが書かれていたけど、私が特に面白いと思ったのは、

牛のオナラ。

二酸化炭素の28倍もの温室効果があるメタンガス。
そのメタンガスの発生量の24%は家畜のゲップとオナラ(消化管内発酵によるガス)なんだそう。

つまり、地球温暖化については二酸化炭素排出問題にばかりフォーカスされがちだけど、実は「肉食」もその原因の一つだってこと。

それが、未来の「昆虫食」が良いとされる理由の一つでもある。

肉食人種がリードするこの世界、生活スタイルを変えることはなんとかできても肉が食えない世界に転じることは阻止したいだろうなあ。

ね!衝撃的でしょう!!

原発についての書き方は私の思いに反するけど、世界人口増加、エネルギー問題、色々書いてあるので、興味があろうと、なかろうと、ぜひ読むことをお勧めします!

というわけで…

Merry Christmas everyone!!

Happy birthday to myself!